昨日午後父の容態が急変。病院に駆けつけたが意識がなくなった。脳梗塞の上に肺炎を起こしたらしい。
夕方まで意識戻らず・・・。足と手がピクピク動いた! 私は思わず「勝良だぞ!分かるか!」と声をかけた。 うっすらと目を開けて小さく首を縦に動かした。意識が戻ってきた。25年間疎遠だった父は私の声に反応してくれた。 「一緒にもう一度酒を飲もう」と声をかけた。首を縦に動かした。この25年の間、父とけんかした夢、仲直りしている夢、これを何度も交互に繰り返す夢を見てきた。その夢を見ては涙をこぼした。父にそのことを言った。父もベットの上で涙をこぼしていた。私は感情を抑えることができなかった。まだ仲直りしていないのに死んでもらっては困る。 人口呼吸器を付けて足をベッドに縛られている姿を見るのはとても切ない。 今朝は、薬でまだ眠っていたようだ。ベッドから起き上がった父の姿を早く見たい。そして、仲直りの握手をしたい。 弟たち3人も集まった。何年ぶりに4人そろっただろう。多分10数年ぶりだ。 夕方、兄弟いとこや親せき大勢集まったが、父は薬のせいでまだ眠ったまま。茨城から来た弟は、父が目を覚まさないことにとても残念がっていた。明日は帰るので。 これまで何人もの人たちが病気で苦しむ姿を見てきたが、何度見ても苦しい。見るに堪えがたい。 人が苦しむ姿を見たくない。見たくないが、現実から逃れることもできない。 早く病気がすべてなくなる世の中になってほしい。はやく。 PR |
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